増販

日々のコミュニケーションがお客様を獲得する!

増販増客へメルマガで継続発信

経営計画を済ませ、売上増計画を考える。しかし重要なのが、どんな手段で『増販増客、売上増』ができるのか?……ということで53号(5月号)54号(々回、6月号)では、ハガキでの発信を、おすすめしました。

そしてリフォームに新規参入し、たった1人で1年足らず年商、1億円超が見えた方の話をしました。

そしてネットの時代、メールの時代に、ハガキがいいという話をしました。これは地場密着などに言えることですが、全国に物産を通販したり、アドレスも数千もあってメールを発信されている方は信頼感を持たれてビジネスをすすめておられるでしょうし、このところ急速にメールは有効に普及し始めています。

前回55号(7月号)、ネットでの増販増客・売上増のお話を少ししましたが、今回は詳しく紹介しましょう。

ネット活用3点セットとブログ

継続発信がなければ信頼されない

ネット時代への期待は大きく、成功事例ばかり目に入りますが、ネットビジネスは簡単ではありません。

ネット通販など成功例が話題になる影には10倍を超え、いや、もっと失敗事例があります。

ネットを着実に活用するには、前回も話したように以下が必要です。

ホームページ(HP)は、店舗と心得る。品揃えや徹底したSEO対策や回遊性を計算しないと、実店舗と違い検索されず、ビジネスとしては難しい。

メルマガの発行は必須で、実店舗の宣伝や折込みチラシと同じで、テーマを持ってメルマガ配信が必要。

継続発信して信頼醸成を図り、問合せが来ると丁寧な個別対応メールが必要になります。これは実店舗の接客にあたります。

ブログが注目されていますが、HPとメルマガの中間に位置し、頻度と話題性があれば価値は高まりますが、まずはこの3点セットが重要です。

ネットを使い、ホテルが満室へ

ビジネスホテルが、細やかな個別メール

ビジネスホテルを一気に満室に近い稼動に持ち込むサポートをする株式会社ワールドワイドシステム(代表取締役藤井祥生氏)が、岡山にあります。

システム系に限らず、専門性の高いビジネスをする人達はシステム、技術を過信しすぎて顧客や市場を忘れ、失敗するケースが非常に多い現実があります。

「ネット3点セット」はネットを使ってビジネスをする人達への重要な示唆で、実店舗以上の、実ビジネス以上の努力が必要ということです。「ホームページは店舗」「メルマガは広告宣伝販促」「個別メール」は接客」に該当し、顔が見えない分、どれだけたいへんかということです。

さて、藤井さんは業界では珍しく、顧客指向で仕事をしており、ビジネスホテルを数カ月で満室にする予約システムをつくる男として、最近ビジネスホテルの業界では、かなり知られるようになっています。

そのもっとも重要な特色は「個別メール」の丁寧な出し方を最重視して教育し、提供している点です。

システム以上に、メールの出し方、心のこもったメール対応が、肝心だということですね。

車で来館する人には、駐車場の誘導を、どう丁寧にするか、ビジネスホテルでも観光で使う人がいる。すると、観光地を、どう細やかに知らせるか……なども含めて教えています。個別メールを対応できないと判断したホテルからは、受注しないケースもあります。

ようは人的要素が売上に強く貢献し、システムはその裏方と、明確に理解するシステム屋さんです。そのせいもあり、2002年の導入ホテルは25件でしたが、2005年現在で65件へ拡大しています。

個別メールが上手に出せるビジネスホテルは、現状の稼働率が50%以下に満たなくても、数カ月後は高い確率で70〜80%台になってゆくのを、私自身も拝見しています。ビジネスホテルは土日宿泊客の予約は少ないので、80%は平日、ほぼ満室ということです。

赤字から一気に黒字転換ということですね。

地方の旅館も活用すべき

厳しい旅館業も、『筆まめ』旅館は順調

全国6万件の旅館は、経営状況が厳しく、毎年、廃業が続いていますが、名簿管理して「筆まめ」に季節の便りを常連客に届ける旅館は、健闘しています。ビジネスホテルの「個別メール」も、まったく同様です。

小まめ筆まめ、そしてメルマメが、お客様を呼び込むのです。これは一般のお店も同じことですね。

オンラインショップの増販増客

年間計画(カレンダー制作)で売上増

ネット通販は、派手に売れている話が話題にのるものの、それは氷山の一角で、ほとんどがうまくいっていない実状があります。

会計事務所のスタッフが支援して、ペットグッズのショップが、大幅に売上を伸ばした事例があります。

2002年2月には、月商わずか20万円。

これではパートさんも雇えません。実際、パートさんが片手間にやっている状況でした。

明確な増販増客のための仕組み、CTPTなどは、もちろんありません。

そこで、まずはプレゼントキャンペーンを実施。見込客(犬の飼い主)を集めると、見込客に向け「ネット3点セット」の徹底を実践しました。

メルマガも、セール型とコミュニケーション型の2種類を発行して、増販増客カレンダーを徹底し、シーズンに実行すべきことを明確化しました。

すると売上は、みるみる急増!

5カ月目の7月には、開始直前の5倍の100万円を突破し、ネットショップとしてやっていける数字を確保できたのです。

いまでは、さらに増え続け、数百万円のネットショップに成長しています。

歯医者さんも実践するネット3点

厳しい競争下になった歯医者さん

歯医者さんといえば、昔は人もうらやむ仕事で、若い女性にとって、歯医者さんの奥様になるのは高根の花でしたが、最近は雲行きが変わってきています。

ここ10年間、診療報酬は伸びないのに、診療所は次々とできて、全国で6万を超え、コンビニよりも多いと言われ、適正数を超えてしまっています。

ビジネスでは、厳しい競合と「勝ち組み」、「負け組み」が言われますが、歯医者さんも競合時代に突入し、その結果、厳しい時代になり、平均年収は年々下落しているのが現実です。

そんななか、最近の若い歯医者さんには、ちょっと違った工夫するドクターが増えてきました。

患者さんの獲得に、ネットを上手に使っています。

30才少々の、凄腕の歯医者さんがいます。

ホームページには、パソコン、携帯の両方でもアクセスでき、毎日、日記をメルマガのように発信し、さらに個別に、メールで無料相談に応じる。

何度も質問してくる人にも親切に、じつにこまめな対応をする顧客指向のドクターです。

歯医者さんは、一般的に自宅の近くか職場の近くでかかりつけになるのが普通ですが、なんと、その若い歯医者さんの診療所には高速をとばして、数時間もかけ、他県から多数の人が来院するという状況が起こり、繁盛歯科医院になっているのです。


今回は、ネットを上手に使う話を主にしましたが、ネットに限らず、実際のビジネスでも、細やかな対応は欠かせないということです。