増販

日々のコミュニケーションがお客様を獲得する!

増販増客へメルマガで継続発信

経営計画を済ませ、売上増計画を考える。しかし重要なのが、どんな手段で『増販増客、売上増』ができるのか?ということで53号(5月号)54号(前回、6月号)では、ハガキでの発信を、おすすめしました。

そしてリフォームに新規参入し、たった1人で1年足らずで年商、1億円超が見えた方の話をしました。

そしてネットの時代、メールの時代に、それよりもハガキがいいという話をしました。

しかし、全国に地方の物産を通販したり、もともと名簿が数千もある場合には、それなりに信頼感を持たれてビジネスをすすめておられるでしょうし、メールは間違いなく有効ですね。

さらにシステム関係や、ホームページ(HP)関係の仕事で起業した人にとってはネットを活用することは死活問題ですから、知人にはハガキを使ってHPに来てもらったり、メルマガを発信することは重要です。

今回は、少しネット関連での増販増客・売上増のお話をすることにしましょう。

ネット活用3点セットを知る

ネットの時代、それは活用しだい

ネット人口は急速に増え、いまや小学生から、60歳代の人も簡単に世界から情報をとれる時代になってきました。中小企業や商店でもインターネットを利用したり、またネット通販で全国に売るというわけで、ホームページを作成したり、ネット通販に進出するという人達が非常に増えています。

しかし、じつはネット通販の成功事例は、決して多くはない現実があります。アマゾンや楽天に出店したごく一部であったり、チケット予約やホテルや旅行の予約など、急激に需要を伸ばしていますが、大手が参入する時代になり、簡単にネットでビジネスが急進する時代でもありません。今回は、ネット活用をどうするか、お話をしましょう。 

  • HPは店舗
    ホームページは、一般の商店や企業の場合は、店舗や本社ビルやショールームに該当します。HPに紹介する商品は、店舗の陳列ですね。商品がわかりやすく展示される場所ということですね。
  • メルマガはチラシ、DM
    定期発信されるメールマガジンは、一般のビジネスでは、新聞やテレビでの宣伝広告、新聞チラシ、DMなどに該当します。メルマガのないHPは、再検索されるまで、何年接触がないかわかりません。メルマガは重要
  • 個別メールは、接客>
    メルマガからの質問もメールで個別に入ってきます。これに対して個別対応が必要になりますが、この個別対応は、接客対応を疎かにすると、ジリ費になってしまいます。
  • ネット活用3点セット
    ホームページだけでは難しい、ネットを使ったマーケティング。上の3点セットを効果的に活用しましょう。

ネットを、どう使う

超低価格DMのメルマガは果たして使えるか?

子供とお年寄り以外、誰でもメールアドレスを持つ時代、一般的なコミュニケーション手段になりました。

ネットの時代というなかで、やはりHPをつくる、検索エンジン対策をする、ということに力点を置きがちですが、ここでまず、前葉の図をご覧頂き、『ネット活用3点セット』を、まずアタマにしっかり置いてください。

HPに力を入れ、検索エンジン対策は、当然ですが、これだけで終っている人が多いようです。

HPに検索エンジンで入る人は、実店舗でもヒマだから、ブラリと店舗に立ち寄って、そのまま出ていく人が多く、100人に1人も買物をしないのに似ています。実店舗は、見えるだけマシですが、HPは検索してくれない限り、お客にするのは、困難です。

したがって一度でも入ってきた人をHPへ再来店してもらうためには、メルマガなどを用意して、継続的に情報を提供することが肝心です。

以前に飲食店や小売、サービス業『増販の3原則』のお話をしていますね。ちょっと復習すると

  • 第1の法則(誘客)一見客として入って頂く
  • 第2の法則(再来店)再来店し、固定客になって頂く
  • 第3の法則(頻客)頻度の高いお客様へ上得意のお客様になって頂く

つまりHPを真剣につくり、検索エンジン対策だけでお終わるのは、お客にならない一見客が入ってくるだけです。ここからが肝心です。

ネット3点セットで生き返った!

リゾートホテル2年で10倍増へ

はやっているお店は、チラシやDMをことかかないように、HPはメルマガとセットで考えます。つまりHPに訪問した人は、できるだけメルマガを無料購読してもらうことをします。

問題は、このメルマガ制作で、こまめな筆まめ(メルマメ)でなければ、メルマガの定期発行はできません。

自分でできず、しかし外注予算はないとなると、HPはつくっただけで終ります。

さて、ここでは瀕死の状態からネット3点セットで生き返った、沖縄のリゾートホテルの話をしましょう。

資金力のある会社が、立派なリゾートホテルを建設したものの、いいものを作ればお客様は来るはずだ……という、方針で営業や販促が疎かなまま、お客様があまり来館せず、年商2千万円程度が2年続き、どうしようということでJMMO本部に相談が来ました。

二重の仕組みで生き返る

県内対策と、県外(本土)政策を徹底する

2千万弱の年商しかなく、なんと経費1億円!

閉鎖も検討していたのですが、なんとかしたいと、JMMO本部の主宰する企画塾通学講座(現MP講座)に通い、立て直し策を企画学習しました。

リゾートホテルや旅館の立て直しは、時間がかかります。飲食店は気に入ると毎週通ってくるお客様をつくれますが、リゾートホテルは、毎年2回来てもらうだけでも上得意のお客様です。

そこで二重のしくみをつくり、徹底しました。

県内対策として併設レストランを繁盛店にすることを狙い、これは『増販の3原則』で回復しました。問題はホテルへの来館です。これは本土客の取込みが必要ですが、ネット3点セットを徹底して、わずか2年で満室状態まで、一気に回復したのです。

HPを整備するだけでなく、懸賞サイトなどでメールアドレスを獲得し、そこへ毎月メルマガを出し、質問がくると、細やかなメールを打ち返しました。

「子供にアレルギーがあるので…」といったメールが入ってくると、

「お子さまの制限食材をご連絡頂きありがとうございます。小麦・大豆にアレルゲンがある場合、調味料にも気を配らなければならないので、外食やご旅行は場所選びにご苦労されることお察し申し上げます。…」

などと回答して、メニューは全面的に対策を講じたものをお出しします由の連絡を丁寧にするなど、徹底しました。

すると1泊2食で2〜3万円でも家族数人で訪れることが増えていったのです。同じものを旅行代理店で出すと1万円を割ってしまいます。

こうした細やかな徹底が実を結び、ヒトケタ増になり黒字化していったのです。

多くの業種で成功事例が続出!

ネット3点セットは費用対効果がいい

このネット3点セットの活用は、多くの成功事例が全国から報告されています。

歯医者さんは、いま増えすぎて経営がたいへんなところも出はじめているのですが、携帯メールも含めた細やかな対応をしている歯医者さんは、予約で満杯になり、大評判の歯医者さんになっています。

3点セットの徹底で、赤字状態だったホテルを数カ月で満室にしたビジネスホテルもあります。

小さなネットショップで、とても事業にはなりそうにない状態から、半年程度でなんと、5倍増になった「ペット用グッズ」のショップもあります。

ホームページをつくったけれど……

という状況のまま、うまくいかないケースは多々あり、そんな話は全国各地から聞こえてきますが、通常のお店以上に細やかな対応をしなければ、HPは作り損になります。

ブログが流行っていますが、こうした3点セットも上手に活かしてはじめてうまくいきます。ビジネスには細やかさは欠かせません。ネットも同じ事です。